一気に暖かくなってきましたね。
大容量のソーラー・蓄電池設置、
綾部市上野町での完成見学会、
多数のお客様のご来場
誠にありがとうございます。
古民家の大型改修工事、
解体工事がひと段落つきました。
いよいよリノベーションが始まります。
明治の住宅様式は
武家屋敷・農家・漁師の家・商家と
それぞれですが
当時の日本人の大半が農民ということで
田の字型
文字通り「田」の漢字の配置で居室、
土間を広く取った農家が多いです。
そんな農家も
受け継がれていく中で
それぞれのライフスタイルに合わせて
何度もリフォームを繰り返して
使われてきた訳ですが
こうして骨組みだけになった
現場に行くと
当時(初期)の本来の姿に
思いを馳せるわけです。
再現スケッチしてみました。
1番条件の良い位置が
座敷(客間)というのはわかりますが、
田の字型の間取りは
プライバシーや断熱性能を
最優先に考える今の時代からは
想像がつかないですよね。
大正時代に入ると
「中廊下型」といって、
廊下を通す様式が増え
家主(男性)の部屋は南側へ
女性が使うキッチンは
北側の条件の悪い方へ
という謎の進化をしていきます。
昭和に入るとリビングダイニング
という概念が生まれます。
間取の変遷を辿ると面白いです。
令和の間取りの特徴はどんなものでしょうか?