先日、綾部市青野町で
「地鎮祭」を挙行させていただきましました
地鎮祭とは、建物を建てる際に、「工事中の安全」と
「建築物が何事もなく永くその場所に
建っていられること」を願う儀式のことですね。
多いのが神式で、
神職をお招きして神様にお供え物をし、
祝詞(のりと)をあげ、お祓いをして浄め、
最初の鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、
工事の無事を祈ります。
他には、お寺様にお願いしたり、
牧師様にお願いして、賛美歌を歌ったこともあります。
準備としては、祭壇を組んだり、お供え物を並べたりします。
宮司(神主)さんが、祝詞奏上(のりとそうじょう)をされますが
その時の言葉で
「かしこみかしこみももうす」と聞いたことがあります。
大祓詞や祓詞では最後に
「恐み恐みも白す」と書いてあるそうです。
大祓詞や祓詞では、「私たちの罪や穢れを祓ってください」と
神様に申し上げるのですが、
そのお願いを「かしこみかしこみ」申し上げますという
とても丁寧な姿勢でお伝えしているそうです。
様々な「かしこみかしこみもうす」の表記があります
なぜ「白す」と書いて「もうす(現代語の申す)」と読むのかと言うと、
白すという言葉は本来の仮名を振ると
「まをす」と表記します。
「まをす」とは、「申し上げる」という意味の他に、
「はっきりとお伝えする」という意味を持つ言葉です。
また、「かしこみかしこみもまおす」
と聞こえるときもあります。
「かしこみかしこみもうす」は
元々は「かしこみかしこみまをす」と表記し、
神様に「何の隠し事もなく、清らかな心で、
正直にお伝え申し上げる」という意味を持っているそうです。
今の申すという言葉より、
はっきりと隠さずに伝えるという意味が込められています。
また、「かしこみかしこみももうさく」と聞こえるときもあります。
もうすの古語体のまおすでもなく、
「もうさく」という表記をするのは、
「恐れ多くも申し上げさせていただきますが、」と
次に文章が続く場合の表現だそうです。
とても勉強になりました
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本日のスタッフM・BLOG更新担当
大嶋(●⌒∇⌒●)でした!
PS.穿ち初めの 斎砂(いみずな)です。