ゆらゆらと漂っているクラゲ、
幻想的で見ているだけで癒されると
水族館などで人気ですが
そのクラゲを研究して、ノーベル科学賞を受賞された下村脩氏が
先日亡くなられたと新聞に掲載されていました。
下村氏はなんとお隣の福知山市のお生まれです。
研究はオワンクラゲの光る仕組みを解き明かし、
緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見。
緑色蛍光タンパク質(GFP)は細胞内で
動く分子にくっついて追跡する「目印」として利用され
医療界では病気や生命の仕組みを解き明かす研究に欠かせないものとなっているそうです。
驚いたのは、
研究に必要なクラゲを17年間取り続け、
その数は85万匹にもなり
そして、研究に区切りがつくとクラゲがまったく姿を見せなくなったというエピソード。
下村さんの著書には
「天は私を使って人類にGFPを与えたのではないか」と記されているそうです。
何だか感動したので書いてみました。
下村様とクラゲ様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。