綾部「安国寺」に行ってきました!
993年(平安時代)に創建され(もともとは光福寺という名前だったそうです)
室町幕府を開いた「足利尊氏」出生の地
尊氏が全国66か所に「安国寺」を建立するにあたり
「景徳山 安国寺」と改められ、全国の「安国寺」の筆頭となった
由緒あるお寺です。
前々から行きたかったんですが、紅葉シーズンで人出が増える前に
ゆっくり、まったり参拝、見学したかったので思い立って行ってきました。
↑ 「産湯の井戸」
尊氏公の墓碑にもお参りしてきました。
少し遅めの時間帯だったからか、境内はとてもひっそりとした佇まいでした。
どこからか、ボランティアガイドの方が「すぅ~っと」近づいてこられて
『今日は20組くらいご案内して、そろそろ帰ろうかなと思ってましたが
よかったらご案内しましょうか』と声かけてくださったので
お言葉に甘えていろいろ解説していただきました。
鍵のかかっていた本堂も開けてくださり
国の重要文化財「釈迦三尊座像」(室町時代)や
「地蔵菩薩半跏像」(平安時代)など、とても貴重な文化財を見せていただきました。
山津波で倒壊して、江戸時代に再建された本堂だそうですが
こちらの柱2本は土砂の中から掘り出して再建の時に
リボーンしたなんと、平安時代の柱だそうです。
こちらは、禅宗様建築の特徴ある
「火灯窓(カトウマド)」です ↓
ガイドの方ご自身ので集められている資料や、撮影された四季折々の写真なども
見せていただき、とても充実した時間を過ごせました。
紅葉シーズンはかなりの人出になるそうですが、時間帯をずらして
再訪してみたいと思っています。
現在はこんな感じですが
シーズン中はこんな風になるそうです ♪
(森の寺HPより)
雪景色、春の枝垂れ桜もみごとなそうで、綾部のお気に入りスポットが増えました ♪
京都縦貫自動車道「安国寺」を下りてすぐのところにありますので
興味のある方はぜひ訪れてみてください。
親切なガイドさんが案内してくださいますよ ♪