先日京都市内に行ったときに
河原町通り~龍馬通りにつながる
安藤忠雄氏設計の
「TIME`S」を見てきました。
コンクリートブロック造で
川のレベルギリギリまで床高を
下げています。
複雑な立地条件、構造、
様々な規制をクリアした
建築を学ぶ学生にはとても
勉強になる建物だそうです。
土地の購入、検討の際に
「用途地域」というものを見られたことが
あるのではないでしょうか?
契約、売買の際も必ず説明がなされる
重要事項です。
現行の用途地域は
- 第一種低層住居専用地域
- 第二種低層住居専用地域
- 第一種中高層住居専用地域
- 第二種中高層住居専用地域
- 第一種住居地域
- 第二種住居地域
- 準住居地域
- 近隣商業地域
- 商業地域
- 準工業地域
- 工業地域
- 工業専用地域
の12種類です。
それぞれの地域で建築できる建物の
種類や用途、面積、高さなどが
規制されています。
規制の厳しい地域は
秩序だった街並みになりますし、
規制の緩い地域だったら
工場が建ったり店舗が建ったりするかもしれません。
25年ぶりに用途地域の法改正があり
今年から新たに「田園住居地域」
というのが加わるそうです。
農家レストランや直売所、
農機具の倉庫などの建築が
促進・保全される地域です。
土地選びの際、「用途地域」を
気にされてはいかがでしょうか??
また、土地を購入される際、
不動産屋さんにお支払いする
「仲介手数料」の額が
法改正により見直しになり
一部値上げになりました。
不動産の購入価格に決められた
パーセンテージを掛けて算出していた
仲介手数料ですが、
400万円以下の取引に関しては
手数料が安すぎる、ということで
一律18万円が上限になります。
増え続ける評価額の低い「空き家」
市場を活発にさせる目的もあるようです。