東京に訪れたら必ず行くと決めていた黒川紀章氏の代表作でもある「国立新美術館」へ行ってきました。
「森の中の美術館」をコンセプトに設計された美術館。また黒川氏が最後に設計した美術館でもあります。
なんと言っても特徴的なファザードは山や波をイメージしたガラスカーテンウォールで囲むことで周囲の緑や光を感じる
内部空間としている。
またガラスカーテンウォールには紫外線や太陽熱を100%カットする水平ルーバーが取り付けられている。
外部からの光の取り入れ方、空間の作り方、デザイン全てにおいて完璧に工夫されており、ものすごく感動しました。
内部の円錐形のデザインの形態は黒川氏が好んだ形であり、上部にはカフェやレストランが設置されている。
「共生」を唱え続けた黒川紀章氏の思いが全て詰まった作品だと感じました。
とてもいい勉強になり、改めて黒川紀章氏の作品全て巡りたいと思いました。