今、マイブームの京都のおはなしが続きます。
先日、映画を観に京都は二条まで行ってきました。
映画の時間までに、行きたかったCaféめぐりをしながら錦市場へ寄ったりと(このお話しはまた今度)
河原町あたりで時間を潰していると、祇園四条の方向が通行止めで、POLICEMANが出動していたり
何やらいつもと違う雰囲気で、四条通りのあたりには大きな人だかりができていました。
いつもなら、興味なく通り過ごすのですが、なぜか行ってみようかなと思い立ち、行った人混みの先には
まさかまさかの山鉾が!
そう。京都は祇園祭の真っ最中。
この日は、組み上げられた山鉾の曳き始めだったんです。
祇園祭は日本三大祭りの1つで、7月の1ケ月間行われる八坂神社の祭礼。
歴史も深く、その名を知らない人はいないくらい有名なお祭りですよね。
私たちが遭遇した山鉾は、くじ取らずの鉾として常に山鉾巡行の先頭を飾る「長刀鉾」でした。
長刀鉾は疫病邪悪を払うものとして、矛先に大長刀をつけている大きな大きな山鉾で、唯一稚児が乗る鉾だそうです。
華麗な織物や染物・金物・彫刻などの素晴らしい工芸品で飾られていることから「動く美術館」といわれているとおり
それはそれは煌びやかで、美しい姿にしばしうっとりしたり感動したりの繰り返し。
予期しなかった出合いで、それも、曳き始めという特別な日だったので、自分の運の良さに喜びもひとしおでした。
「祇園祭りは引き回しを観ないと!」と聞いていたのを思い出したので、もう一度行きたいと思いました。
今から、前祭と後祭合わせて30台くらいの山鉾が巡行します。
観てみたい! 本当に観てみたいです。
最近は京都に縁があり、先月からちょくちょく行くことが増えてきたのですが
この日を境に、ますます京都が好きになりました。
このあと、祇園でテンションが上がったまま、公開初日の「KINGDOM 大将軍の帰還」を観て、感涙したお話しは・・・次のブログでご紹介します。